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皐月賞当日の夢


中学生の頃、学校帰りは路地裏を選んで、友人と昨日見た夢の話をしました。
友人は荒唐無稽、わたくしは現実的な夢が多く、友人が見るような鉄腕アトムやウランちゃんがお花畑で遊んでいる夢をいつか見たいなあと思っていました。
初めてゴジラの夢を見た時は感激したものです。
巨大なゴジラが仰向けに寝ていただけでしたが、それでも嬉しかった。
ここ数年は「悪夢」が多く、慣れてしまっているのですが、『皐月賞』当日の夢は面白かった。
不意に思い立って東京に競馬を見に行った以外は、去年末辺りからここ数ヶ月はピリっとした生活を送れていません。
それでも慣れてはいるので「じっと我慢」なるようになるまで待っています。
『皐月賞』は枠順馬番が発表になって「馬柱」を印刷して、あーたらこたら少々考えてはいましたのですが、決まらず。
当日は「トウスポ」も買いに行けない重篤で、眠っては目覚め、眠っては目覚めを繰り返していました。
目覚める度毎に、眼下の果樹の花房がスローモーションのように開き、終日ウチのナカでベッドに貼り付いているのは勿体ない休日でしたがどーにも仕様がありません。
夢。
競馬実況はいつもの定時、それから第2放送の始まり、第1放送に移行してかけっ放しでした。
わたくしはまだ「中山競馬場」に行ったことが無いのですが、そこは「中山競馬場」で、でもどうみても景色は紅葉の公園で「皐月賞」当日です。
わたくしのお席は下手、劇場のような造りで、3階のバルコニー席です。
いいお席のようでした。
ところが馬券は一端下に降りないと変えなくて、買いに行きます。
当方、方向音痴では無い筈なのですが、帰り迷ってお席に帰れなくなってしまいます。
困ったなあと焦る気持ちもあるものの、丁度目の前、競争を終えた馬が厩務員さんに引かれて通ります。
勝ったのか負けたのかは分かりません。
見ているとその馬の前に小さなプールが現れて、レースが終って汗を流したかったのか、それともその馬はプールが好きなのか、気持ち良さそうに泳ぎ出しました。
すると女性厩務員さんなのですが、するりと上手にアタマからしなやかに飛び込んで一緒に泳いでしまいます。
ここで場面変って、まだ迷ってどうしてもお席に帰れないでいます。
その時、大川慶次郎さんと堺アナが解説しているのが聴こえてきて、声のする方に行ってみるとお二人並んでいて「場違いのトコロ」に来てしまったとアタフタして、即効逃げるように帰るのですが、今度は白川アナに逢いました。
ようやくやっと3階バルコニー席に辿り着くと、わたくしのお席はもう無くて、前から3列目で、ちっとも見えやしない。
もう『皐月賞』は発走しているのです。
落胆しきりで、ふと斜め左上を見上げると、そこから更に、2階3階の回廊になっていて、レースはそこで行われているのでした。
岡部さんがシンボリの勝負服で走っているのが見えたのですが、回廊の天井が低くて、馬を抱き抱えるようして走らないと天井にくっついてしまうのです。
ジョッキーさんてタイヘンなんだなあと言うトコロで目が覚めました。
阪神8レース『山陽特別』発走20分前でした。


by venuscat | 2009-04-20 11:00 | 日記  

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