キサラギのユキ


一面雪。目の前は雪景色。
今年は、12月1月にしては比較的暖かい日が多かったように感じていた。
一年を通してもそうで、昔、若い頃はもっとずっと寒かった。
家屋や暖房のせいとは言えぬ底冷えのする冬。
凍りつく寒さがあった。
そういえば、つららを見なくなった。
昔は家々の軒先にさがり足れていたものである。
日中陽が差せば透き通って輝き、雫を落としながら細く小さくなって、いつの間にか消えていった。
今月になって果樹の受粉が始まり、春の訪れの気配を感じてもいたが、この雪では。
果樹や野菜でも、近頃は北に登っているという話を聴いた。
風はないようだ。霧のような粉雪が音も無く降っている。
倒れた雪囲いは外したままだった。
もう一雪あるだろうとは思ったが、倒れたのは2度目。
力尽きた。
父が植え母が大切に育てたラベンダーは、大株に育った。
もう古株で枝を整理した方がいいが、すっかり形が崩れてしまった。
雪が消え春が来たら頑張ってみよう。
あの年一年目も大雪だった。
こんな日はお台所のストーブで大根を炊こうか。
今年の冬は土大根が活躍した。
もう仕舞いだそうだが、まだもう少しある。
この前はテレビのお料理番組で見たその通りにしてみたら、それは美味しく出来た。
お酒が欲しくなるのは困るが、この雪では。
ん、雪見酒という風流もあるなあ。
父がお酒が飲めなかったからここでは有り得ないことだった。
FMはポリーニのショパン練習曲。
こんな朝には良く似合う。

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by venuscat | 2009-02-17 00:00 | 日記