海峡を渡るバイオリンの伊勢湾台風


この夜中、深夜に何をしているのかしら、と情けなくなりますが、昨夜『ぷっすま3時間特番』は、2階の自室と階下のお台所を行ったり来たりで、オンタイムでは連続して見ないでしまいました。
予定通り今日、録画したものを見ましたが、途中眠ってしまったりで、まだ満足には見ておりません。
その分、お楽しみはこれから、まだまだとも言えます。
深夜この時間、NHKR1では台風情報を放送しています。
当地は夕方から夜にかけて雨音が聴こえました。
いまは雨音に風音も増して、県内には警報が出ている地域もあります。
今回の台風情報(2009年台風18号)に限らず、これまで台風のニュースを聴きますと、どうしても書きたいことがムクムクと起きて来て、押さえていました。
今夜は書いてもいいような気がしますし、今夜しかないような気がします。
それは、『海峡を渡るバイオリン』の「伊勢湾台風」のシーンです。
あの時代、地方の内科医院の建物はおおおよそ、あのようであったと思われますが、台風直撃の最中、最中だからこそ、丸山医師はバイオリンを弾いたのだとは思いますが。
陳昌鉉の家屋は石造りとはほど遠い自作のバラックでした。
屋内の空気にウチソトのアラシが、殆ど見えない、感じられない。
停電もしなければ、蝋燭の灯り一つ揺らがない。
山場のシーンである筈が不思議でなりませんでした。
伊勢湾台風が過ぎてまぶしい空の元、目の前の河川は土色の濁流でしたが、『岸辺のアルバム』狛江のあの悲痛な映像を今でも抱えている人もいらっしゃるでしょう。
映像には非常にこだわるとされる杉田監督にしては、全編の中で分り難いシーンでした。
草なぎ剛の演技も、杉田成道監督作品としても高い評価を受けた作品ではあり、軸足を何処に於いて見るかの違いは理解出来ますが、どうにも腑に落ちないシーンではありました。


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by venuscat | 2009-10-08 04:00 | 日記